太陽光発電施設での防草シートの必要性

 マイティーには太陽光発電事業者様からの問合せが多く寄せられます。マイティーでは、太陽光発電事業者様のヒヤリングを基に太陽光発電所での防草シートの必要性についてまとめてみました。
1.見た目は大丈夫でも除草は必要なのか?
2.除草のリスク
3.除草と防草シートの比較
4.まとめ

1.見た目は大丈夫でも除草は必要なのか?

 太陽光パネルに電線の影が出来るだけでも発電量が低下します。草には様々な種類があり、現地を見た目には目立たなくてもパネルの隙間から草が生えている光景をよく見ます。草の影も電線の影と同様に発電量低下の原因になりますので除草をした方が良いです。

2.除草のリスク

 除草作業のリスクは大きく分けて①除草作業費②除草作業時の断線事故の2つではないでしょうか。費用の目安を右の表にまとめてみました。
①除草作業費
当初はシルバー人材派遣を使って安く除草する業者がありました。しかし、太陽光パネルの下の除草となるとシルバー人材では対応が厳しいとのことから、太陽光施設の除草を断るシルバー人材も出てきているようです。また、伐採後の草を刈ったままで置いておく業者もありますが、刈った草を、そのまま放置しておくと堆肥となり、翌年の草の成長が著しいようです。
②断線事故
断線事故予防の為に事前に打ち合わせを重ねても、草にケーブルが紛れていてしまい、断線事故の発生は免れるのは難しいようです。

・除草時の費用、リスク

項目内容・価格
①除草費㎡あたり50円・年2~3回
低コストなシルバー派遣が仕事を受けなくなってきている。
②断線事故除草作業の度に発生する

3.除草と防草シート

 1㎡あたりで計算すると、除草費は年2回+断線トラブル対処費、売電ロスを合計すると150円(年間)×20年で3,000円。防草シートは初年度設置と念のために11年目に修繕するとして1,250円です。防草シートを施工した方が費用対効果が優れていることが分かります。また、防草シートの工事をすると、草の生えている太陽光発電所に比べて動物被害が少なく転売にも有利とのことです。また、防草シート設置工事は減価償却の対象です。

除草と防草シートの費用比較(㎡)

4.まとめ

1.見た目は大丈夫でも除草は必要なのか?
 ・草がパネルの上に1本でも出ていると発電量が落ちる。
2.除草のリスク
 ・除草の度に費用が掛かる。
 ・除草の度に断線事故が発生する。
3.除草と防草シートの比較
 ・長期間で計算すると防草シートの方が安く、経費計上できる。